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30代オスの日々をつづる


by oOtaccomOo

御巣鷹山

父が「おったか山、おったか山」とブツブツつぶやいているので「何それ?みすたかやまって読むんじゃないの?」と、「御巣鷹山」の読み方を調べるためにネットに接続したらね、とんでもないものに行きついたよ。

20年前の日航機墜落事故のときのコクピット内を録音したボイスレコーダーだ。TV報道などでも流されているらしいので、みんな知ってるかもしれないけど、僕は今日はじめて聞いた。上空での尾翼破損から墜落までの32分間、最後の最後、コックピット内に流れる警告の機械音。すごいリアルさよ。

そして迎える墜落の瞬間。気づいたら僕は真っ暗なコックピットで涙を流していたよ、まっぴるまのここ東京で。

この事故については色々な謎や不可解な点が多々あるらしい。色んな人がいろんなことを言っている。でも、すごいのはこのボイスレコーダーとこの大惨事から生きて帰ったOさんの証言()です。航空事故調査委員会の報告書趣旨も、その他色んな推論や憶測も、この圧倒的な現実の前では色あせて見える。あたりまえか・・・

とにかくこの過去を追体験することは、決して損にはならないと思う。

最後に、遺族の方々や生存された4人の女性のみなさんに幸あれ。そして亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。


この証言は警察の事情聴取に先立って行われたもので、東京にて日航社員によって発表された。そのため日航が添削を行っている可能性が指摘されているが、それでもなおその説得力と迫力は輝きを失わないように感じる。事故後に残った最も重要な情報の一つであることに変わりはない。


参考リンク
・ボイスレコーダ内容
・簡単な事故概要と事故までの経過
・Oさんの証言(機内の様子から墜落、救出後まで)
・追体験(ボイスレコーダや他の音声情報を聞きながら当時の航路を辿る)




御巣鷹山の読み方は結局「おすたかやま」であることが判明w
by oOtaccomOo | 2005-08-04 12:05 | 日記・雑感