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30代オスの日々をつづる


by oOtaccomOo

ジョギング中のかゆみ:運動性蕁麻疹

ジョギング中にかゆみが出ることありませんか?

◆どんな症状?
以前のエントリーで何回か書いてきましたが、僕の場合、仕事の都合などでしばらく走れない期間が続いたあと、走りはじめの3~4回は必ずと言っていいほどかゆみが出ます。

どんなかゆみかと言えば、ただ “死ぬほど” かゆい・・・。

診てみると患部には蕁麻疹が出ていて、温かいシャワーを当てると「とても熱く」感じます。掻いてしまうと余計に痒くなり大きく成長し、20~30分は消えません。

このかゆみのせいでジョギングが続けられない人も多いようです。

◆どうすれば治る?
僕の場合、ジョギングを数十回続けていると自然と出なくなってきます。はじめは走り始め1kmほどで出ていた蕁麻疹が回を重ねるごとに2km後、3km後とのびて、出なくなってきます。

蕁麻疹が出たときは無理せずジョギングを中止して家で蕁麻疹がひくまで普通に生活します。掻くと症状がひどくなるので、さわらずにそっと退くのを待ちます。短距離でもいいので懲りずにジョギングを何回も続けていると蕁麻疹が出るまでの距離が伸びて、そのうちほとんど出なくなります。

◆かゆみの向こう側?!
余談ですが、本ブログには多くの方からこの症状に関するコメントをいただいております。そのなかで、“かゆみの向こう側”に行かれた方からのコメントもありました。すなわち、かゆみを感じても我慢して走り続けて、そのうち死ぬほどかゆくなって我慢できなくなるわけですが、死んでもいいというつもりで走り続けたら、ナントかゆみがなくなった!というものです(あっぱれ!)。

こういうの嫌いじゃないですが、一般的には「蕁麻疹が出ているときは無理をしない」が基本のようです。アレルギー性と非アレルギー性の蕁麻疹でも異なるかもしれませんが、蕁麻疹がでているときは運動は中止して無理せず安静にする(お風呂やシャワーも控える)のが良いようです。

◆運動性蕁麻疹?
当方完全な素人ですが、自分の体験やネットの知識から言うと、「非アレルギー性蕁麻疹」の中の「物理性蕁麻疹」というものにカテゴライズされるようです。「物理性蕁麻疹」のなかには「機械刺激・温度・圧迫・汗・運動」など異なる原因が色々と含まれています。

これだとあまりにも実態と名前がかけはなれているので、運動不足の人が運動することによって出るかゆみ(蕁麻疹)のことを、僕は仮に「運動性蕁麻疹」と呼んでいます。

◆そもそもの原因は?
wikipediaによると以下のようなことらしいです。

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アレルギー性の反応はないが、何らかの刺激でヒスタミンが肥満細胞から分泌されたり、神経末端よりアセチルコリンなどの物質が分泌され、それより血管透過性が亢進して症状が出るものなどがある。
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かゆみを経験した初期のころは原因について次のように考えていました。「運動不足でなまってしまっていた毛細血管に、運動によって強制的に血液が流されることで、毛細血管が悲鳴をあげて、皮膚に影響を与えて(物理的に刺激されて)、かゆくなる」と。
今は、あるパターンの物理的な刺激が信号となって体内で痒み物質が分泌されて、この物質こそが原因となってかゆみを引き起こしているのではと考えています。ある程度運動を重ねると、細胞などからの痒み物質の流出が何らかの理由で少なくなる、したがって、たまにジョギングすると痒くなり、続けていると無くなると考えています。


つまり、「痒くなるのが嫌なら、つづけて運動しろ」ということですね。

頑張りましょう♪
by ootaccomoo | 2012-11-23 18:15 | 体・運動