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30代オスの日々をつづる


by oOtaccomOo

左手のストレッチ

クラシックギターを上手に弾くうえで障壁となるのは、指が開かないために抑えたい音をおさえられないことです。ギターはローポジションほどフレット幅が広くコードをおさえるのが辛くなり、ハイポジションほど幅が狭く、15フレットを超えると、狭すぎて正確におさえることが難しくなります。

ハイポジションは個人の指の太さと関連するのでどうにもできませんが、ローポジションは訓練しだいで完全にものにできます。指の長さはさほど気にしなくて良いでしょう。ボクの場合も標準より短いですが、訓練を重ねて難曲が弾ける程度には開かせることができました。

・・・しかし、1年のブランクがある今、もはや開きません(泣

なので、まずは第一ポジションをもう一度モノにするためにこの練習からレッスンを開始するわけです。練習方法は次の挿絵の通り。
左手のストレッチ_d0047382_2137562.jpg

※クリックすると拡大表示します

薬指のみ初めのポジションに止めたままにして練習します。1ターン終わったら、今度は中指のみ初めのポジションに止めて練習してください。指の位置はフレットから1mm程度のギリギリのところをおさえます。
一度おさえたらズレないように根性を入れましょう。第一ポジションがつらい人は5フレットや7フレットから始めましょう。また、根性を入れすぎて指を壊さないように注意してください。

60程度のメトロノームに合わせて「ゆっくり」「正確なリズム」でリズムに流されることなく「自分の意思を指に伝達させて」運指してください。

なお、親指は薬指~中指の間、もしくは薬指の位置がベストです。

このストレッチでは音を出さずに左手だけで訓練するので、発表会前の舞台袖やコンクールで自分の出番の直前なんかでもできます。

お試しあれ。
by ootaccomoo | 2008-09-23 21:48 | クラシックギター